05807-200228 40万字超えでもサクサク動くegword Universal 2で武蔵野市寄付講座の講義録を編集完了
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14人分、414,266文字の講演録。
2019年度後期にshio.iconがコーディネータとして担当した「武蔵野市寄付講座『ITとルールの意味・未来』」の講演録。
「はじめに」を書き、校正、編集、デザイン、レイアウトを完了し、PDFを生成して印刷依頼しました。
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40万字超えているのに、常時サクサク。まったく滞ることがない軽快動作。
それも図版が100点以上入って、ファイルサイズが1.2GBを超えていてもまったく変わらず軽快。
大量の文字原稿の中に画像を置いて、その画像をドラッグして移動したり、サイズを変更しても、周囲の文章が綺麗に避けてサラサラ流れ込んむ。気持ちいい。
文字組が美しい。和文も欧文も自動カーニングだから、文字間隔が全自動で調整される。読みやすい。
上のキャプチャではアプリ名が見えるようにメニューバーを表示しましたが、普段の作業画面は👇。画面上に本文のみが表示されて、余計なものは何もない。すっきり綺麗でシンプル。本文が画面の面積を最大限使って表示されますから、前後の見通しもいい。
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例として第1回に実施したshio.iconの授業部分のみ抜き刷りPDFを公開します。
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素晴らしいワープロソフトです。
shio.iconは過去30年近く、ずっとegword系を使い続けております。現在に至るまで、これを超えるワープロソフトは存在しない。というか、他のソフトはegword Universal 2に遠く及ばない。常にベストなものを使いたいと思っておりますが、現状、他を使う理由が見つからないのです。
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今回の編集作業でshio.iconが実際に行った手順を簡単に書いておきましょう。
各講義の文字起こしを依頼した業者から、原稿がMicrosoft Wordファイルで届く。
その一つ(第1回の分)をegword Universal 2のアイコンにDrag & Dropすれば、そのままegword Universal 2で開く。
「ツール」メニューの「かな・カナ変換」で表記の統一。
それを全文コピーして、編集するegword Universal 2ファイルにペイスト。
和文フォント、欧文フォント、2段組、カーニング、行間の固定などを行って本文をレイアウト。
「図形」メニューから「図形を作成」→「図形テキスト(横書き)」を選択し、冒頭に配置し、図形インスペクタの「配置」で回り込みを設定。
その図形テキストの中に、タイトルなどを書き込む。
これで第1回分が完成なので、そのegword Universal 2ファイルを閉じ、Finder上で複製。
複製したファイルに同様の手順で第2回の原稿を追加。本文のレイアウトは第1回分がそのまま踏襲されるので、ペイストするだけでOK。タイトルは第1回分をコピペして編集。終わったら保存してファイルを複製。
これを第3回〜第15回まで繰り返し。
本文の前後に1つずつ「セクション」を追加し、前に表紙、目次、後に奥付を作成。
「はしがき」を執筆。
comannd + Pを2回押したらPDFで保存される。
そのファイルをクラウドにアップし、業者にリンクを送信してタスク完了。
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以上です。
このようにすべての作業がegword Universal 2とJedit Ωで完結。Microsoft Wordを使う機会はない。 楽々。特に難しいことは何もありません。
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1GBを超えるサイズのファイルを扱っているのに、この作業中、フリーズやクラッシュといった不具合を一度も経験しませんでした。非常に優秀なアプリです。それが可能なアプリが他にあるのか、shio.iconは存じません。途中でファイルが壊れたり、内容が消えたりしたら、作業時間が無駄になりますので、そのような事件が起こりうるアプリでは絶対に作業いたしません。その点、shio.iconは長年使った経験上、安定感が抜群に高いegword Universal 2に絶大な信頼を置いております。
それでも万が一を考えて、上記作業手順に記載しているように、1回分(約3万字)追加するたびにファイルを複製してフェイルセイフを講じています。今回もegword Universal 2はきちんと仕事をしてくれたので、すべて完了後に途中で作成した14個のファイルはゴミ箱に入れて削除しております。ありがとうって。
また、作業しているMacがクラッシュする可能性もあり得ますので(といってもまずありませんが)、作業中のファイルはDropboxに置いて行っています。常時、自動的にクラウドにバックアップされているのでMacに何かあっても別のMacですぐに作業を継続できますし、ファイルのバージョン履歴が記録されているので、必要があれば変更履歴を遡ることができますから。
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「はじめに」に書きましたように、そして第1回の授業で説明しておりますように、この授業は完全ペーパーレスで実施しました。すべての資料配布はScrapbox、学生の提出物もScrapbox。 QRコードで資料にスマホでアクセス。
文字のみならず、リンク、画像、動画、プログラムまですべてコピペ可能だから、自分のScrapboxにコピペしてノートを取ればいい。
簡単。便利。
また、数名のshioゼミ学生は、授業中、プレゼン画面として使われているScrapbox上にノートをとっていく。それをすべての履修者がリアルタイムに閲覧できます。ダイナミックなプレゼンスライドです。
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特筆すべきは市民や学生からの評価。
全15回終了後に行われたアンケート、そして学生たちによる授業評価アンケートで、高評価をいただきました。67名の市民の方からいただいたアンケート中、紙配布を好意的に評価されたものがほとんどで、ネガティブなご意見は2件。86名の学生たちからはすべて好評価。市民のほとんどはリタイヤされた高齢の方々であるのに、紙なしのデジタルオンリーScrapboxオンリーをどのように受け止められるか、特に事務方が心配しておりましたが、まったく杞憂でした。本当によかった。
授業の資料配布。
本気で紙はやめて、デジタルオンリー、Scrapboxオンリーにするべき時が来ていると思います。そのほうが、教員にも履修者にも利便性高く、コンテンツもリッチ。いいことずくめですから。
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Amazon Kindleストア 10部門で1位
コンサルティング部門ベストセラー1位
を獲得したお祝い。おめでとうございます!!
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